クボタ(6326)の銘柄分析 〜日本・高配当株〜

投資(日本・高配当株)

こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)

ブログ69日目。昨日お伝えしたとおり、クボタの銘柄分析をしていきたいと思います。

実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。

・日本の高配当株投資に興味がある方
・国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
・今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方

 

クボタの評価 ☆☆☆☆☆(4.6/5.0点)

まずは結論から。

長期保有の高配当銘柄としての評価結果は、上記としました。

(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)

 

会社概要

【特色】

農業機械(アジアトップシェア)、水道管(世界的にも高い評価を受け、70か国以上に納入)とも国内トップ

建機(小型ショベル販売台数世界首位)、エンジンも主力

環境プラントは民需、海外を強化

一口に建設機械と言ってもその種類は多く、クレーン、ショベル、ダンプ、フォークリフト、コンクリートダンプ、ローラー、高所作業車、林業機械など多岐にわたる。世界的に日本は建設機械業界で高いシェアを誇っており、グローバル企業が多いのも特徴。

 

業種:機械(大型株・景気敏感株・総還元性向40〜50%目標

  

引用:クボタHP 統合報告書2022

 

【沿革】

1890年に鋳物の製造・販売からスタートしたクボタは、豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”を目指している

約130年前、創業者の久保田権四郎がコレラから人々を救いたいと国内で初めて水道用鉄管の量産に成功。戦後は、食糧危機や高度経済成長期の公害問題など、その時代の社会課題の解決に向き合って事業を進めてきた。

パンデミックや気候変動など、新たな社会課題が突き付けられる中で、2021年2月、30年を目標とした長期ビジョン「GMB2030」を策定

沿革詳細は下記資料参照

引用:クボタHP 統合報告書2022

  

【現経営者】 

代表取締役社長 兼 CEO 小川 啓之

「我々は農業やインフラにITを活用して社会課題を解決する存在でありたい」─北尾氏は社会インフラを手掛ける企業としての使命感を語る。創業130年を迎えたクボタ。農業従事者の高齢化・離農により販売農家が減少する農業、老朽化が進む上下水道などの社会インフラは、解決すべき課題が多い。ここにAIなどITを活用したプラットフォームを構築する考え。「上空はGAFAが制しているが、地表・地下は我々が制したい」と話す。

1956年兵庫県生まれ。79年久保田鉄工(現クボタ)に入社、トラクタ事業部長をはじめ、クボタの機械事業を牽引。2011年米国クボタトラクターコーポレーション社長、14年取締役常務執行役員、19年代表取締役副社長執行役員・機械事業本部長・イノベーションセンター所長、20年1月に代表取締役社長就任

  

【事業】

機械部門:人と食の豊かな未来を担う、農業機械・農業関連製品、人々の豊かな暮らしに貢献する、エンジン・建設機械を主要な製品としている

 

水・環境部門:安全な水を世界の一人ひとりに届け、社会と産業の基盤を支えるパイプインフラ関連製品・環境関連製品を主要な製品としている

 

↓↓ 事業別営業利益や事業内容詳細は、下記資料参照

 

引用:クボタHP 統合報告書2022

  

【現況】*2022年6月時点

4月連結化の印トラクターメーカーが収益寄与

北米は政府のインフラ開発投資背景に、建機・エンジン好調

国内農機販売苦戦こなし営業増益続く

増配期待

 

【今後】

油圧機器、システム子会社を23年度吸収合併、本体と一体運営で効率的な開発・投資実行

印子会社はコンパクトで廉価なトラクターをアフリカ市場へ拡販

23年12月期は印子会社がフル寄与で拡大

 

企業分析のポイント

色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。

  1. 配当推移(減配していないか)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)

IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。

 

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

以下は、その他の参考指標

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

企業分析のポイント(採点結果)☆☆☆☆☆(4.6/5.0点)

それぞれのポイントを見ていきます。

  1. 配当推移(減配していないか)→20〜21年3月期に減配も、23年3月期は過去最高額配当へ回復(○)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近4.14%で水準クリア ※業績次第で減配リスクあり(○)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)→40〜50%目安に配当続く(○)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→2021年3月期に大きく凹むが現在V字回復(○)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)→過去に300億規模3回実施あるが、現在積極的な動きなし(△)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)→現在51%、長期で同水準以上維持(○)

 

まとめ

・農業機械(アジアトップシェア)、水道管(世界的にも高い評価を受け、70か国以上に納入)とも国内トップ

・建機(小型ショベル販売台数世界首位)、エンジンも主力。北米好調、印子会社はコンパクトで廉価なトラクターをアフリカ市場へ拡販

・環境プラントは民間需要、海外を強化→市川環境ホールディングス(廃棄物処理業界の先駆者)への資本参加

・油圧機器、システム子会社を23年度吸収合併、本体と一体運営で効率的な開発・投資実行

 

引用:業界動向リサーチ

 

引用:業界動向リサーチ
引用:Yahooファイナンス

 

私の保有株は現在7株です。

今の株価は、PER14.12(割安度)・PBR1.28(お買得度)で、比較的割安な水準

個人的には今の水準からコツコツ購入して、1500円近い水準まで下がるようであれば大きく購入したい優良銘柄です。

(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)

 

明日のブログでは、日本ピラー工業(6490)について触れていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)

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