小松製作所(6301)の銘柄分析 〜日本・高配当株〜

投資(日本・高配当株)

こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)

ブログ68日目。昨日お伝えしたとおり、小松製作所(以下、コマツ)の銘柄分析をしていきたいと思います。

実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。

・日本の高配当株投資に興味がある方
・国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
・今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方

 

コマツの評価 ☆☆☆☆☆(4.5/5.0点)

まずは結論から。

長期保有の高配当銘柄としての評価結果は、上記としました。

(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)

 

会社概要

【特色】

建設機械で世界2位

アジアでも幅広く展開(海外売上比率8割以上)

IT活用強み

基幹部品は日本、組み立て現地化

一口に建設機械と言ってもその種類は多く、クレーン、ショベル、ダンプ、フォークリフト、コンクリートダンプ、ローラー、高所作業車、林業機械など多岐にわたる。世界的に日本は建設機械業界で高いシェアを誇っており、グローバル企業が多いのも特徴。

 

業種:機械(大型株・景気敏感株・配当性向40%以上

  

引用:コマツHP コマツレポート2022

 

【沿革】

沿革詳細は下記資料参照

引用:コマツHP コマツレポート2022

  

【現経営者】 

代表取締役社長 兼 CEO 小川 啓之

電動化建機の市場導入に向けた取り組み、バリューチェーン改革、坑内掘りハードロックや林業機械事業の拡大など、成長性と収益性の拡大のため、取り組むべき課題はまだまだあります。この成長戦略を支えるために、今のコマツに必要なことは、お客さまに新たな価値をお届けするために、可能性にかけて「挑戦」し続けること、また失敗を恐れずに挑戦する人材を育成することだと考えています。

1961年、大阪府出身。85年京都大学大学院修士課程修了、同年コマツに技術系として入社。約30年にわたって生産調達の現場に従事し、2010年執行役員、2014年からインドネシアに総代表として駐在、16年常務執行役員、18年取締役専務執行役員。19年4月社長就任。

  

【事業】

建設機械・車両が主軸事業世界の建設現場や鉱山現場で活躍する建設・鉱山機械や、フォークリフト、林業機械、環境リサイクル機械、地下建設機械など幅広い商品・サービス・ソリューションを提供。商品のフルラインナップ展開とともに、圧倒的な高品質と技術革新によって、建設・鉱山機械分野で国際的なリーダーとしての地位を確立。

 

リテールファイナンス:コマツ商品の販売ツールとして、お客さまの資金負担軽減などに貢献するファイナンス(金融)事業に取り組んでいる。

 

産業機械・他:自動車のボンネットやサイドパネルの成形に使用される大型プレス機械や、板金機械、工作機械、半導体露光装置用光源(エキシマレーザー)などを提供。ほかにも、防衛省向け特機などの生産も。

引用:コマツHP コマツレポート2022

  

【現況】*2022年6月時点

主力の建設機械・車両は中国、ロシア向け落ち込むが、北米、アジア、中南米の好調で大きくカバー

資材価格や物流コスト上昇は製品価格の値上げや円安効果で吸収

伸び率鈍るが連続営業増益

 

【今後】

林業:伐採・搬出から植林や育林まで領域拡大。M&A含めて工程の機械化進め、欧州、北米、ブラジル等の市場開拓。坑内掘りハードロックは効率的な新工法実験。

AI(人工知能)を活用した無人建設機械や遠隔操作システムを開発、ICTやAI分野の人材育成にも注力

2022年6月にはチリの銅鉱山で無人ダンプトラック運行システムの導入を開始、2024年までに計62台を稼働予定

 

企業分析のポイント

色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。

  1. 配当推移(減配していないか)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)

IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。

 

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

以下は、その他の参考指標

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

企業分析のポイント(採点結果)☆☆☆☆☆(4.5/5.0点)

それぞれのポイントを見ていきます。

  1. 配当推移(減配していないか)→20〜21年3月期に減配も、23年3月期は過去最高額配当へ回復(○)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近4.14%で水準クリア ※業績次第で減配リスクあり(○)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)→40〜50%目安に配当続く(○)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→2021年3月期に大きく凹むが現在V字回復(○)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)→過去に300億規模3回実施あるが、現在積極的な動きなし(△)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)→現在51%、長期で同水準以上維持(○)

 

まとめ

建設機械で世界2位アジアでも幅広く展開(海外売上比率8割以上)

AI(人工知能)を活用した無人建設機械や遠隔操作システムを開発、ICTやAI分野の人材育成にも注力

資材価格や物流コスト上昇は製品価格の値上げや円安効果で吸収伸び率鈍るが連続営業増益

2022年からチリの銅鉱山で無人ダンプトラック運行システムの導入を開始、2024年までに計62台を稼働予定

 

引用:業界動向リサーチ

 

引用:業界動向リサーチ
引用:Yahooファイナンス

 

私の保有株は現在7株です。

今の株価は、PER9.79(割安度)・PBR1.13(お買得度)で、比較的割安な水準

景気敏感株で変動大きいため、個人的には2000円以下の水準で大きく購入したい優良銘柄です。

(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)

 

明日のブログでは、クボタ(6326)について触れていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)

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