こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)
ブログ14日目。昨日お伝えしたとおり、武田薬品工業の株価分析をしていきたいと思います。
実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。
- 日本の高配当株投資に興味がある方
- 国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
- 今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方
私なりの評価結果を先にお伝えします。
(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)
武田薬品工業の評価 ☆☆☆(3.0/5.0点)
会社概要
国内製薬首位。がん、中枢神経、消化器、希少疾患等に重点。
巨額買収(ナイコメッド→アリアド→シャイアー)で世界売上上位10強入り。
同社の売上の柱であるエンティビオという治療薬が好調維持。一部特許切れ、研究開発費増でも、営業益反発。
業種は医薬品となります。
企業分析のポイント
色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。
- 配当推移(減配していないか)
- 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
- 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
- EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
- 自社株買い(業績安定していないとできない)
- 自己資本比率(60%以上あると良い)
IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。
以下は、その他の参考指標
評価結果は…
それぞれのポイントを見ていきます。
☆☆☆(3.0/5.0点)
- 配当推移(減配していないか)→10年以上180円で固定(○)
- 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近4.8%程度。2018年の6,000円台から株価下落中で利回り上昇(◎)
- 配当性向(高すぎると業績悪化時に減配するリスクあり)→122%と高すぎる水域で減配リスクあり(×)
- EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→2010年頃の水準には及ばず、年々でばらつきあり(△)
- 自社株買い(業績安定していないとできない)→定期的に実施。2022年の総還元性向150%超えは懸念材料(○)
- 自己資本比率(60%以上あると良い)→現状43%と低い(×)
まとめ
医薬品で国内首位。M&Aを繰り返して規模を拡大させている。高利回りのディフェンシブ株。
2020年以降の営業CFが大幅に改善されてきているように見えますが、
アリナミンなどの大衆薬事業の売却と新型コロナワクチン製造のための政府の補助金のおかげです。
実際にこのキャッシュはシャイアー買収で膨らんだ有利子負債の返済などに当てられています。
つまりは成長や株主還元にあてるCFは稼ぎ出せていない状況にあります。
今後の動向を引き続きチェックしていきたいと思います。
ちなみに、私の保有株は現在32株。
配当金が固定なので、3,200円ぐらいまで下げたタイミングで買い増せたらいいなと思う銘柄です。
現時点で含み益があるので、積極的には買い増しはしなくてもいいかな、と考えています。
(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)
第14弾は、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)について明日のブログで触れていきたいと思います。
今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)
コメント