メルカリ(4385)の銘柄分析 〜日本・成長株〜

投資(日本・高配当株)

こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)

ブログ55日目。昨日お伝えしたとおり、メルカリの銘柄分析をしていきたいと思います。

実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。

・日本の高配当株投資に興味がある方
・国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
・今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方

本日は番外編として、個人的に気になっている成長株について見ていきたいと思います。

メルカリの評価 ☆☆☆☆(4.0/5.0点)

まずは結論から。

成長株としての評価結果は、上記としました。

(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)

会社概要

【特色】

フリマアプリ国内首位

販売手数料が柱

スマホ決済『メルペイ』事業、米国フリマ事業強化中

(三本柱の継続的な成長・強化とともに、国内外の新しい領域の開拓を推進)

「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」(ミッション)

ー外部パートナーと連携し、循環型社会のエコシステムを創り出す

ーGlobal expansion(USの更なる強化を最優先としつつ、US以外のグローバル進出も進める

業種:情報・通信業(大型株・ディフェンシブ株・無配当=内部留保優先

【沿革】

2013年2月、メルカリ創業

2014年6月、メルカリJP ローンチ

2015年6月、メルカリUS ローンチ

2017年6月、メルカリUK ローンチ(閉鎖済)

2018年6月 IPO後4年で、売上高 約4倍・MAU 約2倍

(※MAU:1か月に1回以上アプリ又はWEBサイトをブラウジングした登録ユーザの四半期平均の数)

2019年6月、メルペイ ローンチ

2022年6月、メルカリshops ローンチ

引用:メルカリHP 決算説明資料2022

【現経営者】

2013年2月〜、代表取締役CEO(社長) 山田 進太郎氏(2010年ウノウ売却→メルカリ創業)

2019年9月〜、取締役 President(会長)兼 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長 小泉 文明氏(2013年〜 メルカリ参画)

「限りある資源を循環させ、より豊かな社会をつくりたい」。創業者である山田進太郎が世界一周の旅で抱いた、そんな問題意識によって生まれたのがフリマアプリ「メルカリ」です。テクノロジーの力によって、世界中の個人と個人をつなぎ、誰もが簡単にモノの売り買いを楽しめる。それにより資源を循環させる豊かな社会、個人がやりたいことを実現できる社会をつくっていきたいと考えています。

以下、メルカリグループが掲げる決して揺るがない「ミッション」と、それを達成するために大切にする3つのバリューを紹介

【事業】

2023年より事業セグメントを以下の通り変更(Marketplace とFintechに括り、横軸の事業連携を強化することで、シナジー創出、事業効率化を推進

【Japan Regio】

  • Marketplace(CtoC・BtoC) ✖︎ Fintech:メルカリエコシステムの強化(モノとお金だけでなく、信用、NFTや暗号資産などあらゆる価値が循環するエコシステムを構築)
  • メルカリshops:「売れる体験」の提供(メルカリのUXでかんたんにネットショップ開設・運営)
  • Pay,Buy,Sell連携強化:リアル店舗・メルカリ売買・メルペイ活用促進(まずはメルカリ内のメルペイ利用増を目指す)
  • Credit事業の拡大:メルカリ内でのメルペイ利用データを活用し、独自のAI与信強化で循環型金融を推進 ※クレジットカード事業に参入

引用:メルカリHP 決算説明資料2023 1Q
引用:メルカリHP 決算説明資料2023 1Q

【US】

  • 出品数は伸長している一方で、インフレ等の影響で購入が鈍化していることから、購入の促進を通じた出品と購入のバランスの最適化を模索
  • 主要なプロダクト施策である、即日配送サービス「Mercari Local」と「後払い決済サービス」の提供開始から約1年が経過し、サービス全体での取引単価の上昇に寄与
  • 大型荷物の配送に強みを持つDolly社とのパートナーシップにより、22/6/16からMercari Localの対象カテゴリーに大型家具を追加

引用:メルカリHP 決算説明資料2023 1Q

【その他】

  • 鹿島アントラーズ:収容制限の緩和・グッズ販売拡大・スタジアムの有効活用・スクール運営強化
  • インド開発拠点:ベンガルールから日米のプロダクト開発促進・エンジニア採用加速

【現況】*2022年6月時点

利益柱の国内フリマは行動制限緩和影響あっても下期にかけ取引額堅調増

メルペイ金利収入増

インフレ影響受けた米国も上向き赤字縮小

不正利用補填費減少、広告宣伝費抑制

営業黒字復帰

引用:メルカリHP 決算説明資料2022

【今後】

子会社メルコインが6月に暗号資産交換業登録、フリマ売上金のビットコイン受け取りやNFT事業加速

米国で大型家具配送に対応、取引単価向上目指す

メルペイ、クレジットカード事業に参入

メルカリ、フランスのベビー・キッズ用品専用のフリマアプリ「Beebs」へのシリーズAラウンドの出資を実行

西宮市、メルカリ、ソウゾウが連携協定を締結(「メルカリshops」でまだ使える粗大ゴミの販売実証実験開始 ※全国で3例目)

企業分析

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

以下は、その他の参考指標

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

まとめ (採点結果)☆☆☆☆(4.0/5.0点)

【強み】フリマアプリ国内首位販売手数料が柱スマホ決済『メルペイ』事業、米国フリマ事業強化中

【改善】利益柱の国内フリマは行動制限緩和影響あっても、2022年に入ってから取引額堅調増。メルペイ金利収入増インフレ影響受けた米国も上向き赤字縮小。2022年4〜9月期、営業黒字継続

【国内課題】Marketplace(CtoC・BtoC)とFintechがより一体となり、モノとお金だけでなく、信用、NFTや暗号資産などあらゆる価値が循環するメルカリエコシステムの構築

【US課題】出品と購入両方の促進に向けたプロダクトの磨き込みに注力。(特にインフレ等の影響で購入が鈍化→購入における頻度の向上と継続率の強化)USにおいても、安定した営業利益黒字化へ

引用:Yahooファイナンス

私の保有株は現在1株です。

今の株価は直近2年で最安値水準であり、PER294.73(割安度)・PBR11.99(お買得度)です。

2021年12月からの大幅な下げがあったものの、業績の回復とともに株価は底を打った印象。PER・PBR共に現状の業績から見ればそれでも高すぎるようにも見えますが、それだけ将来に対する期待値の表れなのかもしれません。正直、今が買い時なのかは他の高配当株のように推し量れないと考えています。

毎年利益はほぼ出ていないが、確実に日本とアメリカで成長している企業です。メルカリの見据えているビジョンに共感して、10年後には世界で活躍する企業になっていると思えるならばまずは1株保有するといった形でも良いかもしれません。

(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)

明日の第55弾は,、これまで見てきた高配当銘柄を一覧表にまとめてランキングにしてみたいと思います!

もちろんまだまだ分析したい高配当銘柄はありますが、投稿数も結構な数になったので一旦現状を整理してご紹介いたします。

今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)

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