こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)
ブログNo.75、スバル興業の銘柄分析をしていきたいと思います。
実際に私が保有している高配当株についてブログで定期発信しています。こんな方はぜひご一読ください。
・日本の高配当株投資に興味がある方
・国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
・今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方
スバル興業の評価 ☆☆☆☆(4.0/5.0点)
まずは結論から。
長期保有の高配当銘柄としての評価結果は、上記としました。
(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)
会社概要
【特色】
東宝系(株式保有率:51.1%)
61年連続黒字、無借金経営の好財務企業
道路メンテナンスが主力で公共事業依存度が高い
飲食店、マリーナ、不動産賃貸も併営
業種:サービス業(小型株・ディフェンシブ株・株主優待制度あり)
【沿革】
1946年、設立
1949年、東証・大証上場
1961年、外食産業進出
1963年、首都高回数通行券販売業務開始
1964年、道路の維持管理業務進出
1985年、東証・大証一部に指定替え
2013年、太陽道路・道路テックを吸収合併
2015年、親会社が東宝不動産から東宝に交代
【現経営者】
代表取締役社長 小野 孝則
当社グループは、ESG・SDGsを意識し、道路関連事業では、環境保全業務への積極的な参入、環境に配慮した資機材の使用や施工方法の確立、レジャー事業では、フードロスへの取り組み、SNS等を活用した営業展開の充実を進めてまいります。
【事業】
- 半世紀に渡り首都高速・東名高速・名古屋高速・阪神高速といった主要高速道路や一般道の維持・補修を主要な事業としている
- 道路の老朽化が国家的な課題である現在、メンテナンスに特化した当社への需要は更に高まっている
- 並行してレジャー事業や不動産事業も展開。道路業界内では珍しい、多角経営を特徴とした企業
【現況】*2022年6月時点
道路メンテは前期末の大口剥がれるが高速道路リニューアルに伴う補修等で出足想定超
飲食事業の都心部苦戦、人件費増加響くも営業益横ばい圏
営業外の助成金収入減少し最終減益、配当維持も
【今後】
夢の島マリーナ敷地内にキャンプ場コーナー開設、アウトドア人気取り込み
同社が飲食・売店を運営する川口PAが大幅リニューアル、飲食施設も拡張
企業分析のポイント
色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。
- 配当推移(減配していないか)
- 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
- 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
- EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
- 自社株買い(業績安定していないとできない)
- 自己資本比率(60%以上あると良い)
IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。
以下は、その他の参考指標
企業分析のポイント(採点結果)☆☆☆☆(4.0/5.0点)
それぞれのポイントを見ていきます。
- 配当推移(減配していないか)→22年1月期は特別配当あり、23年1月期は通常配当維持で高水準(○)
- 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近2.85%、長期保有で高配当化狙えるかも(△)
- 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)→30%程度、増配余地十分(◎)
- EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→長期的には堅調に成長(○)
- 自社株買い(業績安定していないとできない)→積極的な動きはない(△)
- 自己資本比率(60%以上あると良い)→80%以上を10年以上継続(◎)
まとめ
東宝系(株式保有率:51.1%)、61年連続黒字、無借金経営の好財務企業
道路メンテナンスが主力(高速道路リニューアルに伴う補修加速)、公共事業依存度が高い
飲食店(都心部苦戦)、マリーナ、不動産賃貸も併営(川口PAリニューアル)
夢の島マリーナ敷地内にキャンプ場コーナー開設
私の保有株は現在1株のみです。
今の株価は、PER8.24(割安度)・PBR0.78(お買得度)で、割安ではない水準
株価は長期で右肩上がりの推移。堅調な事業成長と無借金経営の好財務企業のため、株価が大きく下げたタイミングで購入したい優良銘柄です。
(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)
次回のブログでは、スバル興業(9632)について触れていきたいと思います。
今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)
コメント