ジャックス(8584)の銘柄分析 〜日本・高配当株編〜

投資(日本・高配当株)

こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)

ブログ34日目。昨日お伝えしたとおり、ジャックスの銘柄分析をしていきたいと思います。

実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。

・日本の高配当株投資に興味がある方
・国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
・今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方

ジャックスの評価 ☆☆☆☆(4.2/5.0点)

まずは結論から。

長期保有の高配当銘柄としての評価結果は、上記としました。

(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)

会社概要

【特色】

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)の信販会社で国内大手

信販=信用販売(代金建て替え、クレジットカード発行、各種ローンなど金融サービス提供)

自動車などのオートローン主力(輸入車ディーラーとの連携強い)

クレジットカード(発行、会員管理など)、信用保証を強化中

東南アジア進出(10年ベトナム、12年インドネシア、16年フィリピン、18年カンボジアに進出)

事業収益の80%が国内

業種:そのほか金融業(中小型株・景気敏感株・配当性向30%目標

【沿革】

1954年、デパート信用販売株式会社として創業(函館発祥)

その後全国に展開、ショッピングクレジット事業開始(購入代金の立替払いシステム)

1976年、東証2部上場(株式会社ジャックスに社名変更)

1978年、東証1部上場(現プライム)

2008年、三菱UFJが20%の株式を保有し、持分法適用会社化(理由:投資&事業目的)

【現経営者】

2022年6月〜、村上亮取締役常務執行役員経営企画担当(59)が代表取締役社長COO(最高執行責任者)に就任

※山﨑徹現社長(62)は代表取締役会長CEO(最高経営責任者)に就く

【メイン事業】

以下、4つの事業で構成

クレジット事業:多彩な支払プランで顧客をサポート(全体利益の30%)

カード・ペイメント事業:カード発行、集金代行、家賃保障サービスなど(全体利益の20%)

ファイナンス事業:住宅ローン、銀行個人ローン保証サービスなど(全体利益の35%)

海外事業:消費者信用事業のノウハウをASEAN市場へ展開(全体利益の15%)

引用:ジャックスHP

【現況】*2021年度通期決算時点(2021年4月〜2022年3月)

連続最高益

ファイナンス事業は住宅ローン補償残高伸びる

クレジット事業は割賦販売(リボ払い・分割払い・ボーナス払い・ショッピングローンなど)が拡大

オートローンも国内は輸入車の底堅い需要に支えられ取扱高が好調に推移、海外でも増加

与信費用(不良債権)の減少で、営業益一段増、連続で最高純益、連続増配

引用:ジャックスHP

【今後】

長期ビジョンは、「アジアのコンシューマーファイナンスカンパニーとしてトップブランドを確立する

中国自動車メーカーBYDの日本販社と業務提携(電気自動車の購入者に向けて専用ローンなどの提供を計画)

MUFGとの連携強化(シナジー効果、財務基盤強化、DX推進等)

20233月期(22年度)の純利益予想を前期比5%増の195億円想定

引用:ジャックスHP(2022年3月期決算資料)

※今後の成長の鍵となる海外事業の状況は、下記資料参照

引用:ジャックスHP(2022年3月期決算資料)

企業分析のポイント

色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。

  1. 配当推移(減配していないか)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)

IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

以下は、その他の参考指標

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

企業分析のポイント(採点結果)☆☆☆☆(4.2/5.0点)

それぞれのポイントを見ていきます。

  1. 配当推移(減配していないか)→コロナ禍も減配なく、長期で見ても綺麗な右肩上がりで増配続く(◎)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近4.7%程度と魅力的であり、長期保有で更なる高配当化狙える(◎)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)→30%程度で増配余地残す(◎)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→右肩上がりで成長中、2022年の伸びが大きい(◎)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)→それほど目立った動きなし(△)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)→6%程度と低いが、業界水準同程度(△)

まとめ

過去10年間で売上高を5,00億円以上伸ばし、営業利益率も改善されており、連続増配中

MUFG(三菱UFJ)の傘下企業という強みを活かして、更なる事業の拡大と経営効率化を図っている

一方で、国内売上が8割と偏っているため、今後アジアでの成長が進められるかが更なる成長への鍵となる

引用:Yahooファイナンス

私の保有株は現在16株です。ここ2年間で見ても株価は堅調に伸びています。

個人的には、コツコツ積み立てながら暴落のタイミングで、MUFGなどと一緒に仕込んでおきたい銘柄です。

(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)

第34弾は、オリックス(8591)について明日のブログで触れていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました