アサヒHD(5857)の株価分析

投資(日本・高配当株)

こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)

ブログ17日目。昨日お伝えしたとおり、アサヒHDの株価分析をしていきたいと思います。

実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。

  • 日本の高配当株投資に興味がある方
  • 国内小型〜大型高配当株の銘柄分析を手間をかけずにやりたい方
  • 今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方

私なりの評価結果を先にお伝えします。

(投資は自己責任です。個別銘柄を推奨するものではありませんのでご理解ください。)

アサヒHDの評価 ☆☆☆(3.0/5.0点)

会社概要

こちらはビールのアサヒではなく、貴金属のアサヒさんになります。

スクラップリサイクルと北米精錬・加工の貴金属事業展開。(売上の9割がこちらの事業)

産業廃棄物処理の環境保全事業も行っている。(廃油、廃材等の収集運搬・適正処理・コンサルティングまで幅広く対応)

貴金属事業の柱は、アメリカ及びカナダの顧客(鉱山会社等)から金銀の原材料を入荷して、高温で溶かして、貴金属を分離→製品返却をするビジネスです。

また精錬事業をプラットフォームとした金融サービス(製品の前渡し取引)や付加価値の高い製品開発(100%リサイクル由来の製品)も新たに行なっています。

業種は非鉄金属となります。(景気敏感株)

企業分析のポイント

色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。

  1. 配当推移(減配していないか)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)

IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

以下は、その他の参考指標

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

評価結果は

それぞれのポイントを見ていきます。

☆☆☆(3.0/5.0点)

  1. 配当推移(減配していないか)→2019年から増配傾向(○)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近4.4%程度で利回り十分(○)
  3. 配当性向(高すぎると業績悪化時に減配するリスクあり)→平均すると30%程度だが、年によってバラツキある(○)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→2021年を山にばらつきあり(△)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)→2022年は18億弱実施。3年ごとに実施ペース(△)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)→現状38%程度と低く、年々減少している(×)

まとめ

コロナ以降も、その影響を受けずに売上、営業利益共に右肩上がりに成長している。

PER9.6倍、PBR1.5倍でそれほど割高な状態ではなさそう。

現預金の低さや営業キャッシュフローの不安定さ、自己資本比率の低さが気になります。

製品の前渡し取引といった取り組みが、営業キャッシュフローの不安定さに影響しているかもしれません。

財務の見た目よりはビジネスが好調に推移しているようにも感じられますが、長期投資という観点からはややリスクある銘柄かもしれません。

ちなみに、私の保有株は現在55株。

若干含み損ありますが、現状積極的に買い増さなくてもいいかなと考えています。

(※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。)

第17弾は、アサンテ(6073)について明日のブログで触れていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)

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