信越化学工業(4063)の株価分析

投資(日本・高配当株)

こんにちわ。個人投資家の花咲丸です(^^)

ブログ11日目。昨日お伝えしたとおり、信越化学工業の株価分析をしていきたいと思います。

実際に私が保有している高配当株について毎日ブログで発信しています。こんな方はぜひご一読ください。

  • 日本の高配当株投資に興味がある方
  • 国内小型〜大型高配当株の株価分析を手間をかけずにやりたい方
  • 今の日本でどんな企業が儲かっているのか知りたい方

私なりの評価結果を先にお伝えします。

信越化学工業の評価 ☆☆☆☆☆(5.0/5.0点)

会社概要

塩化ビニール樹脂(以下、塩ビ)、半導体シリコンウエハで世界首位。

生活環境基盤材料、電子材料、機能材料、加工・商事・技術サービスの4事業が特色。

業種は化学となります。

引用:信越化学工業HP

建築材、家電・デジタル機器、化粧品、自動車など私たちの身の回りのあらゆるものに使われているそうです。

引用:信越化学工業HP

売上の7割以上が海外で、数多くの製品で世界トップシェアを誇ります。

しかも、塩ビといったコモディティ産業(他社と差別化できない商品)の規模の経済で勝ち抜いている点が凄いの一言です。

まさに日本を代表する企業で、農林中金ファンドマネージャーの奥野一成さんも推奨する企業です。

詳しくはこちらの奥野さんの記事をご参照ください。同社の北米での取り組みなどについて詳しく書かれています。

不況時に成長する「逆張り経営」とは?
上昇する物価と、上がらない給料、そして将来への先行き不安。そんな状況から「投資」を始めた人も多いのではないだろうか。しかし多くの日本人は「投資」と「投機」を混同している。「投資」は、短期間に株の売買を繰り返すことではない。選び抜いた企業のオーナーとなり、その成長を長い期間で楽しむのが「投資」だ。企業を選び抜くには、さま...

会社概要についての話が長くなってしまいましたが、ここからは高配当株としての分析をしていきます。

企業分析のポイント

色々な書籍を読んで、私なりに高配当株のチェックポイントを以下の6つに絞りました。

  1. 配当推移(減配していないか)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)
  3. 配当性向(高すぎても業績悪化時に減配するリスクあり)
  4. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)
  5. 自社株買い(業績安定していないとできない)
  6. 自己資本比率(60%以上あると良い)

IRバンク、バフェットコードが上記指標を見る上で便利なのでさっそく見ていきましょう。

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

以下は、その他の参考指標

引用:バフェットコード
引用:IRバンク

評価結果は

☆☆☆☆☆(5.0/5.0点)

それぞれのポイントを見ていきます。

  1. 配当推移(減配していないか)→順調に右肩上がり(◎)
  2. 配当利回り(購入時3.5%以上が目安)→直近2.9%程度と過去10年間で最高水準だが、長期保有で更に利回りが上がる可能性大(○)
  3. 配当性向(高すぎると業績悪化時に減配するリスクあり)→20〜40%程度でまだ余裕がある(◎)
  4. 自己資本比率(60%以上あると良い)→82%と非常に高い(◎)
  5. EPS推移(増加していれば、ビジネスが順調である指標)→綺麗な右肩あがり(◎)
  6. 自社株買い(業績安定していないとできない)→2022年に1,271億円実施。2019年にも1,000億規模と積極的(◎)

まとめ

好財務で、株主還元にも積極的。7期連続増配中で、既に2023年の増配発表をしています。

企業実績については各指標申し分ない、まさに日本を代表する大企業です。

現預金が1兆円を超えており、先行投資も十分に行える資本力もあるため

不況時に成長する逆張り経営で、今後も各市場で伸びていくことが予想されます。

ちなみに、私の保有株は現在30株。

直近株価が下がってきており、PERは割安とされる10倍を切っています。

含み損は出ていますが、個人的には1株ずつ徐々に買い増していきたい銘柄です。

※あくまでも個人の感想であり、投資は自己責任でお願いします。

第11弾は、日本SHL(4327)について明日のブログで触れていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございます(^^)

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